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電気主任技術者の物件限定資格を提案します

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はじめに

私は、ビル管理の仕事を10年やっています。57歳です。特に、電気主任技術者の下で、高圧受電設備点検や停電作業などを行っています。しかし、電験三種は8回挑戦しても理論だけが苦手で、合格できませんでした。機械科卒なので認定も受けられません。数学や物理が苦手な私にとって、電気主任技術者の資格は遠い夢です。

しかし、私は諦めたくありません。なぜなら、ビル管理業界は、電気主任技術者が不足しているからです。そこで私は、電気主任技術者の物件限定資格を提案します。これは、運転免許証でいうオートマ限定のようなものです。つまり、特定の物件における電気保安の監督だけを行うことができる資格です。

このブログでは、電気主任技術者の現状と問題点、物件限定資格の提案とメリット、そしてまとめについてお話しします。

ビル管理業界

電気主任技術者の現状と問題点

電気主任技術者は、電気事業法によって設置が義務づけられている資格です 。電気保安の観点から、事業用電気工作物の工事や維持・運用に関する保安の監督を行う責任者として必要なのです。

しかし、電気主任技術者は、高度な知識や技能を要する資格であり、取得が困難です 。そのため、ビル管理業界では、電気主任技術者を募集しても応募が少なく、給料も安いという問題があります 。

私が勤めている会社でも、電気主任技術者は76歳になっています。体調も悪く、退職したいと言っています。しかし、退
職したら、後任が見つからないという状況です。私も電気主任技術者になりたいのですが、電験三種はなかなか合格できません。

このように、ビル管理業界では、電気主任技術者の不足が深刻な問題となっています。これは、電気事業法の改正が必要だと思います。


電気主任技術者

電気主任技術者の物件限定資格の提案

そこで私は、電気主任技術者の物件限定資格を提案します。これは、特定の物件における電気保安の監督だけを行うことができる資格です。例えば、オフィスビルや商業施設など、電気設備が比較的単純で安定した物件に限定されます。

物件限定資格を取得するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 物件限定資格の対象となる物件で、電気主任技術者の下で3年以上の実務経験があること。
  • 物件限定資格の対象となる物件の電気設備に関する知識や技能があること。
  • 物件限定資格の対象となる物件の電気保安に関する法令や規則を理解していること。
  • 物件限定資格の対象となる物件における電気保安の監督に関する試験に合格すること。

このように、物件限定資格は、電気主任技術者よりも取得が容易です。しかし、その分、物件限定資格者は、以下の制限を受けます。

  • 物件限定資格者は、物件限定資格の対象となる物件以外では、電気保安の監督を行えないこと。
  • 物件限定資格者は、物件限定資格の対象となる物件を変更する場合は、再度試験を受けて合格しなければならないこと。


オフィスビル

まとめ

私は、電気主任技術者の物件限定資格が実現すれば、ビル管理業界にとって大きなメリットがあると考えています。私自身も、この資格を目指して勉強したいと思っています。電気事業法の改正に向けて、この提案が検討されることを期待しています。

ABOUT ME
dendendennki
青果業界30年。膝の靭帯断裂で仕方なくビルメンに!理数系が高校時代偏差値50だった55歳の僕が1年間で電験三種の理論と機械の2科目合格を目指します!理論は磁気と静電気と回路計算のみ。機械は、直流機、誘導機、変圧器、同期機のみ。過去問を毎日勉強して50点を確実に取ることにします。